其処ら(読み)ソコラ

デジタル大辞泉 「其処ら」の意味・読み・例文・類語

そこ‐ら【×処ら】

[代]中称の指示代名詞
聞き手のいる場所のあたりをおおまかにさす。そのあたり。そのへん。「其処らを散歩してくる」
聞き手に関する事柄のだいたいの程度をさす。そのくらい。そのへん。そこいら。「其処らが妥当だ」
[名]数量を表す語に、多く助詞「や」または「か」を介して付き、その数量に近いことを漠然とさしていう。その程度。そのくらい。「とお其処ら子供にはわかる道理がない」「駅まで二〇分か其処らで行ける」
[類語]そこそこいらそんじょそこら

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android