其処ら(読み)ソコラ

デジタル大辞泉 「其処ら」の意味・読み・例文・類語

そこ‐ら【×処ら】

[代]中称の指示代名詞
聞き手のいる場所のあたりをおおまかにさす。そのあたり。そのへん。「其処らを散歩してくる」
聞き手に関する事柄のだいたいの程度をさす。そのくらい。そのへん。そこいら。「其処らが妥当だ」
[名]数量を表す語に、多く助詞「や」または「か」を介して付き、その数量に近いことを漠然とさしていう。その程度。そのくらい。「とお其処ら子供にはわかる道理がない」「駅まで二〇分か其処らで行ける」
[類語]そこそこいらそんじょそこら

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む