其方方(読み)そなたがた

精選版 日本国語大辞典 「其方方」の意味・読み・例文・類語

そなた‐がた【其方方】

  1. 〘 代名詞詞 〙 対称。対等もしくは下位複数相手に対して用いる。
    1. [初出の実例]「そなたがたはうつくしいによって、けいせいといふてくるしからぬ」(出典:評判記・難波鉦(1680)四)

其方方の補助注記

敬意接尾語「がた」は「衆」「たち」よりも敬意が高く、「こなた」にはよく付くが、「そなた」にはあまり付かない。敬意の段階は「こなた」と「そなた」の中間にある。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む