具谷村(読み)ぐたにむら

日本歴史地名大系 「具谷村」の解説

具谷村
ぐたにむら

[現在地名]河野村具谷

山王さんのう山の北側山中にあり、北は春日野かすがの(現武生市)西南河内こうち村および赤萩あかはぎ村、「宇谷」とも記された。安元三年(一一七七)二月九日付北ノ名本券譲状(久保家文書)差出人に「宇谷住人」とみえる。永禄二年(一五五九)二月四日付河野浦百姓中宛塚原村百姓舟寄山作職請状写(同文書)にも「此山畠ハ、せんきのことく、くたにへ御おろしあるへし、またに内かつらの木さかい也」と記される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む