典薬の頭(読み)てんやくのかみ

精選版 日本国語大辞典 「典薬の頭」の意味・読み・例文・類語

てんやく【典薬】 の 頭(かみ)

典薬寮長官従五位下。一一世紀以後、和気・丹波両家の世襲
※宇津保(970‐999頃)国譲中「てんやくのかみに問ひ給へば、きこゆ」
徳川幕府職名官医の最上席。若年寄支配下。半井・今大路の二家。〔寛文七年武鑑(1667)御典薬衆(古事類苑・官位六四)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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