和気(読み)カキ

デジタル大辞泉の解説

か‐き〔クワ‐〕【和気】

わき(和気)」に同じ。
「―香風の中(うち)に、臥榻(がとう)を据えて」〈二葉亭浮雲

わ‐き【和気】

のどかな陽気。穏やかな気候。「和気山野に漂う」
なごやかな気分。「和気を帯びた口調」「和気靄然(あいぜん)」

わけ【和気】

姓氏の一。
[補説]「和気」姓の人物
和気清麻呂(わけのきよまろ)
和気広虫(わけのひろむし)

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大辞林 第三版の解説

かき【和気】

わき(和気)」に同じ。 「 -香風の中うちに臥榻がとうを据ゑて/浮雲 四迷

わき【和気】

のどかな気分。むつまじい気分。 「口元に…一種の-を帯びてゐたが/浮雲 四迷

わけ【和気】

姓氏の一。医道の家として知られる。

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精選版 日本国語大辞典の解説

か‐き クヮ‥【和気】

〘名〙 むつまじくうちとけ、やわらぐこと。のどやかな気配。わき。〔文明本節用集(室町中)〕
※浮雲(1887‐89)〈二葉亭四迷〉一「又春の日に瓊葩(けいは)綉葉(しうえふ)の間、和気(クヮキ)香風の中に臥榻(ぐゎたふ)を据ゑて其上に臥(ね)そべり」

わ‐き【和気】

〘名〙
① 気候や海、また、体の状態などがおだやかで安定していること。
※吾妻鏡‐元暦元年(1184)四月二九日「来六月属海上和気期、可合戦之由被仰含云々」 〔郭璞‐春詩〕
② なごやかな気分。おだやかな気色。
※玉塵抄(1563)三一「人の気のひえきって和気のないすごいあたたまりのないがあるぞ」 〔礼記‐祭義〕
③ 争い・混乱がおさまっておだやかになる様子。
※玉葉‐治承三年(1179)一一月一六日「昨日以法師静賢御使、両度被子細云々、其後頗事似和気

わけ【和気】

姓氏の一つ。

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