典謨(読み)てんぼ

精選版 日本国語大辞典 「典謨」の意味・読み・例文・類語

てん‐ぼ【典謨】

  1. ( 「典」は堯典・舜典、「謨」は大禹謨・皐陶謨・益稷のこと ) 「書経」の「堯典・舜典・大禹謨・皐陶謨・益稷」各編の総称
    1. [初出の実例]「典謨好頌堯曦徳、八百誰聞太誓篇」(出典本朝文粋(1060頃)一・時和年豊〈橘在列〉)
    2. [その他の文献]〔孔安国‐尚書序〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android