兼ぬ(読み)カヌ

精選版 日本国語大辞典 「兼ぬ」の意味・読み・例文・類語

が・ぬ【兼】

  1. 〘 他動詞 ナ行下二段活用 〙 ( 補助動詞として用いられる ) 「かぬ(兼)」の上代東国方言。…するにたえない。
    1. [初出の実例]「東路(あづまぢ)手児(てご)呼坂(よびさか)越え我禰(ガネ)て山にか寝むも宿りはなしに」(出典万葉集(8C後)一四・三四四二)

か・ぬ【兼】

  1. 〘 他動詞 ナ行下二段活用 〙かねる(兼)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む