内歯車(読み)ウチハグルマ

デジタル大辞泉 「内歯車」の意味・読み・例文・類語

うち‐はぐるま【内歯車】

円周内側に歯を切った歯車。これに小さい外歯車をかみ合わせて同方向への回転を伝える。うちばはぐるま。

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関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「内歯車」の意味・読み・例文・類語

うち‐はぐるま【内歯車】

  1. 〘 名詞 〙 内向きに歯の付いた歯車。この歯車に内接する小歯車をかみ合わせる。二つの軸の回転方向が同じで、高い減速比のときに用いる。

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世界大百科事典(旧版)内の内歯車の言及

【歯車】より


[歯車の種類]
 (1)平歯車spur gear 平歯車はもっとも多く用いられているもので,図6‐aに示されているように,円筒面上に歯筋が軸と平行になっており,平行な2軸間の伝動に用いられる。円筒面上に歯筋を設ける代りに,円筒の内面に歯筋を設けたものが内歯車である(図6‐b)。また平歯車の直径を無限大にしたものがラックrackで(図6‐c),小歯車(この場合ピニオンpinionと呼ばれる)と組み合わせることによって直線運動と回転運動との間の変換を行うことができる。…

※「内歯車」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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