内海泡沫(読み)ウツミ ホウマツ

20世紀日本人名事典 「内海泡沫」の解説

内海 泡沫
ウツミ ホウマツ

明治〜昭和期の詩人



生年
明治17(1884)年8月30日

没年
昭和43(1968)年6月14日

出生地
兵庫県桑原村(現・龍野市)

本名
内海 信之(ウツミ ノブユキ)

主な受賞名〔年〕
龍野市名誉市民

経歴
明治35年新詩社に入り、「明星」に作品を発表する。37年発表の「雛鶏守」で詩人として注目され、日露戦争では「北光」「かりがね」などの反戦詩を発表。43年詩集「淡影」を刊行。大正期に入ってからは立憲国民党に入り、同党の評議員、宣伝部員として活躍し、大正13年「高人犬養木堂」を刊行。昭和期に入ってからも、戦中から戦後にかけて揖西村村長を務めた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

今日のキーワード

カスハラ

カスタマー(顧客)とハラスメント(嫌がらせ)を組み合わせた造語「カスタマーハラスメント」の略称。顧客や取引先が過剰な要求をしたり、商品やサービスに不当な言いがかりを付けたりする悪質な行為を指す。従業...

カスハラの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android