内海三貞(読み)うつみ さんてい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「内海三貞」の解説

内海三貞 うつみ-さんてい

1868-1919 明治-大正時代セメント技術者。
明治元年生まれ。農商務省勤務をへてセメント業界にはいる。セメントの製法をイギリス風の湿式からドイツ風の乾式にあらため,明治26年耐海水性ポルトランドセメントを考案。日本コンクリート工業社長をつとめた。大正8年8月6日死去。52歳。大阪出身。帝国大学卒。晩年清水に改姓

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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