デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「内蔵縄麻呂」の解説 内蔵縄麻呂 くらの-なわまろ ?-? 奈良時代の官吏,歌人。天平(てんぴょう)17年(745)ごろ大蔵少丞(おおくらのしょうじょう)。19年越中介(えっちゅうのすけ)として赴任,守(かみ)大伴家持(おおともの-やかもち)らと酒宴や遊覧につどい,歌をよんだ。そのときの4首と,家持が縄麻呂の歌に和した4首が「万葉集」にのる。天平勝宝5年(753)には造東大寺司の判官(じょう)の任にあった。名は「ただまろ」ともよむ。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例