デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「内藤其淵」の解説 内藤其淵 ないとう-きえん ?-? 江戸時代後期の画家。大和(奈良県)興福寺の修南院につかえる。菊谷葛陂(かっぱ)にまなび,鹿をえがくことにすぐれた。天保(てんぽう)(1830-44)のころ樽井町小刀屋という旅館の前に鹿図の衝立屏風(ついたてびょうぶ)をたてたところ,牡鹿がこれを本物とおもい,衝立にとびこんだという。大和出身。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例