デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「内藤錦城」の解説 内藤錦城 ないとう-きんじょう 城山三郎の小説「総会屋錦城」の主人公。わかいころは「人斬り錦之丞」とよばれた総会屋の元老で古風な人情家。大洋銀行の株主総会で病をおして逆転劇を画策,無理がたたって危篤におちいり,家をでた一人娘を気づかいながら死ぬ。小説は昭和33年「別冊文芸春秋」に発表され,直木賞を受賞。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例