内部振替価格(読み)ないぶふりかえかかく(その他表記)intra-company transfer price

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「内部振替価格」の意味・わかりやすい解説

内部振替価格
ないぶふりかえかかく
intra-company transfer price

本支店相互間,事業部相互間などで部品,半製品,製品などの振替取引が行われる場合に適用される価格。事業部制の発展とともに重要となってきた。価格の決定が問題となる。価格の決定基準としては,市価または市価を修正したもの (市価基準) と原価または原価を修正したもの (原価基準) に分けられる。市価基準による場合は競争市場における同種製品の価格に基づいて決定され,その製品を外部市場に販売した場合の事業部への収益を測定すると同時に,その製品を受取る事業部が自己の材料を市場において取得した場合に支払うと思われる原価を測定することになる。原価基準の場合は供給事業部における実際原価に基づいて決定され,原価は製品製造原価の場合もあれば,管理費などが加算されたり,さらに一定の利益率が加算されることもある。事業部制下の内部振替価格としては市価基準が望ましい。

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