共同通信ニュース用語解説 「内閣不信任決議案」の解説
内閣不信任決議案
現行の内閣に政権運営を任せられないとして衆院に提出される決議案。提出者に加え賛成者50人が必要で、出席議員の過半数の賛成で可決する。現在、単独で決議案を提出できる野党は立憲民主党のみ。憲法69条の規定により、可決された場合は10日以内に衆院が解散されない限り、内閣は総辞職しなければならない。現行憲法下での可決は1948年と53年の吉田内閣、80年の大平内閣、93年の宮沢内閣の4例あり、いずれも衆院を解散した。
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