内障(読み)ナイショウ

デジタル大辞泉 「内障」の意味・読み・例文・類語

ない‐しょう〔‐シヤウ〕【内障】

仏語煩悩ぼんのうなど、心の内部障害
内障眼」の略。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「内障」の意味・読み・例文・類語

ない‐しょう‥シャウ【内障】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 仏語。心内の煩悩の障害。心を悩ますいっさいの欲望
    1. [初出の実例]「或有依内障。不得食鬼。謂口如針孔。腹如大山。縦逢飲食。無由噉之」(出典:往生要集(984‐985)大文一)
  3. ないしょうがん(内障眼)」の略。〔病名彙解(1686)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android