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内需主導型景気 ないじゅしゅどうがたけいき

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

内需主導型景気
ないじゅしゅどうがたけいき

内需要 (内需) が経済成長を牽引する景気拡大のこと。内需とは,民間最終消費支出,民間設備投資,民間住宅,民間在庫品増加と政府最終消費支出,公的固定資本形成,公的在庫品増加から構成される。 1983年3月~85年6月の景気拡大 (半導体景気) における内需の寄与度が4%弱,外需の寄与度が1%なかばであったのに対し,86年 12月~91年2月の景気拡大では,内需の寄与度が6%台,外需の寄与度がマイナスになっている。 85年以降の円高の進展による輸出採算の悪化,および海外現地生産の進展が輸出を減少させたこと,トリプルメリット (円高,輸入原材料価格の低下,超金融緩和) および緊急経済対策が国内需要を刺激し,輸入を増大させたことが,内需主導型景気拡大の要因であった。しかし,バブル経済の崩壊による不況時には内需寄与度も下がり,外需依存の体質となった。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

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