外需(読み)がいじゅ(英語表記)external demand

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

外需
がいじゅ
external demand

1国全体の需要は,国内で生じる需要と海外で生じる需要に分けられる。前者が「内需」で,後者が「外需」である。輸出から輸入を差し引いたものとして計算され,国民経済計算 (国民総生産 GNP統計) では経常海外余剰と呼ばれている。 GNPは内需と外需の合計となり,GNPの成長率は内需の寄与度と外需の寄与度に分解される。単純には輸出の増加は外需を増やすから経済成長を高め,輸入の増加は逆に成長率を低める。また外需の伸びがプラスであると経常収支の黒字が増える要因となる。 1980年代前半の日本経済の成長には外需がかなり大きな役割を果した。しかしその結果,経常収支黒字が大幅なものとなったため,それ以来内需中心の成長が求められている。

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知恵蔵の解説

外需

内需」のページをご覧ください。

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精選版 日本国語大辞典の解説

がい‐じゅ グヮイ‥【外需】

〘名〙 外国の需要。外国からの需要。⇔内需

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