円実村(読み)えんじつむら

日本歴史地名大系 「円実村」の解説

円実村
えんじつむら

[現在地名]南淡町灘円実なだえんじつ

土生はぶ村の東、紀伊水道に面した諭鶴羽ゆづるは山系南東面の山地にある。海岸線沿いに北東隣の油谷ゆだに村へ続く。天正一四年(一五八六)一一月三日の淡路国御蔵入目録にみえる「なだ」一〇三石六斗のうちに含まれ、正保国絵図下灘しもなだ一二ヵ村の一として村名がみえる。享保元年(一七一六)の両国郷村高辻帳(蜂須賀家文書)では高六石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む