土生(読み)はぶ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「土生」の意味・わかりやすい解説

土生
はぶ

広島県南東部、尾道(おのみち)市の旧因島(いんのしま)市地区の中心。因島の南東部に位置し、因島市役所や日立造船因島工場があった。造船所は造船不況で大幅に縮小され、2002年(平成14)日立造船とNKK(現、JFEエンジニアリング)の出資による新会社、ユニバーサル造船の因島事業所となった。尾道(おのみち)、三原今治(いまばり)の各港と土生港との間にフェリーが就航する。また、JR尾道駅や福山駅などからバスも通じる。

[編集部]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「土生」の意味・わかりやすい解説

土生
はぶ

広島県南東部,尾道市南部の旧町域。因島の南西端に位置する。 1918年町制施行。 1953年近隣町村と合体して因島市となり,2006年尾道市に編入された。愛媛県生名島 (→生名 ) との間の長崎瀬戸に面する。 1911年造船所が建設され,その拡大とともに発展した。

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