写影(読み)シャエイ

デジタル大辞泉 「写影」の意味・読み・例文・類語

しゃ‐えい【写影】

物の形を写すこと。また、写された影。
写真をいう明治初期の語。
「錦画を見る者あり。―を窺う者あり」〈川井景一・横浜新誌〉

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精選版 日本国語大辞典 「写影」の意味・読み・例文・類語

しゃ‐えい【写影】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 物の姿をうつすこと。また、その影。
    1. [初出の実例]「蓋し文学は其終極の意味に於ては、一国生活の写影なり」(出典:国文学読本緒論(1890)〈芳賀矢一〉序)
  3. しゃしん(写真)
    1. [初出の実例]「西洋電磁の諸術若くは銀汞写影の技の如き、若之を秘密に附せば人々の驚愕はた如何なるべき」(出典:明六雑誌‐一九号(1874)秘密説〈西周〉)

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普及版 字通 「写影」の読み・字形・画数・意味

【写影】しやえい

姿を写す。

字通「写」の項目を見る

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