写料(読み)しゃりょう

精選版 日本国語大辞典 「写料」の意味・読み・例文・類語

しゃ‐りょう ‥レウ【写料】

〘名〙
① 本などを筆写する料金
※滑稽本・狂言田舎操(1811)上「筆者の写料(シャレウ)をいとひて、出語の無切思按」
写真を写してもらったとき支払う料金。
東京新繁昌記(1874‐76)〈服部誠一〉初「写師又之を写して而して其余影を鬻ぐ有り、寧ろ写料を其客に致して可也」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android