出語(読み)でがたり

精選版 日本国語大辞典 「出語」の意味・読み・例文・類語

で‐がたり【出語】

〘名〙 歌舞伎で、浄瑠璃語り太夫三味線弾きとが、舞台の上に設けられた席に出て、観客に直接顔を見せて語ること。
※歌舞伎・矢の根(1729)(日本古典全集所収)「これはこれは、はやばやとの出語り御大儀に存じます」

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普及版 字通 「出語」の読み・字形・画数・意味

【出語】しゆつご

出言

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