精選版 日本国語大辞典 「冠の緒」の意味・読み・例文・類語
かぶり【冠】 の 緒(お)
① 冠のひも。また、纓(えい)。かむりの緒。〔観智院本名義抄(1241)〕
② (もと、冠のひもの端から起こったのでいう) 昔、武官の冠の両側につけた老懸(おいかけ)をいう。かむりの緒。〔十巻本和名抄(934頃)〕
かむり【冠】 の 緒(お)
※雑俳・川柳評万句合‐天明七(1787)豊一「かむりのをしめてろこくの名を上げる」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報