冢中の枯骨(読み)チョウチュウノココツ

デジタル大辞泉 「冢中の枯骨」の意味・読み・例文・類語

ちょうちゅう‐の‐ここつ【×冢中の枯骨】

《「蜀志」先主伝から》死んだ人。また、無能の人をあざけっていう語。

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精選版 日本国語大辞典 「冢中の枯骨」の意味・読み・例文・類語

ちょうちゅう【冢中】 の 枯骨(ここつ)

  1. 墓の中の白骨。また、死んだ人。ひいて、恐れるに足りない人のたとえ。無能の人をあざけっていう語。
    1. [初出の実例]「開化の余事、玩弄を冢中の枯骨に及ぼすは、噫亦甚だし」(出典:米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉三)
    2. [その他の文献]〔蜀志‐先主伝〕

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