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枯骨(読み)ココツ

精選版 日本国語大辞典 「枯骨」の意味・読み・例文・類語

こ‐こつ【枯骨】

  1. 〘 名詞 〙 死後日数を経て白骨化した骨。また、それに似たもの。〔落葉集(1598)〕
    1. [初出の実例]「けぶりたゆれば、ここつとってくびにかけ、なみだと共に立出」(出典:浄瑠璃・阿彌陀の本地(1644)五)
    2. [その他の文献]〔漢書‐尹賞伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「枯骨」の読み・字形・画数・意味

【枯骨】ここつ

しかばね。〔列子楊朱〕伏羲已來三十餘、賢愚好醜、敗是否、滅せざる無し。但だ遲(ちそく)ののみ。一時の毀譽(きよ)を矜(ほこ)り、以て其の形を焦し、死後數百年中の餘名を(もと)むるも、豈に枯骨を潤(うるほ)すに足らんや。

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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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