冤枉(読み)エンオウ

デジタル大辞泉 「冤枉」の意味・読み・例文・類語

えん‐おう〔ヱンワウ〕【××枉】

無実の罪。冤罪。ぬれぎぬ。「冤枉に陥れる」

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精選版 日本国語大辞典 「冤枉」の意味・読み・例文・類語

えん‐おうヱンワウ【冤枉】

  1. 〘 名詞 〙 無実の罪。冤罪(えんざい)
    1. [初出の実例]「道別録事一人。巡省政績。申理冤枉」(出典続日本紀‐大宝三年(703)正月甲子)
    2. 「無根の讒訴を構へ、以て両家を冤枉に陥れんとするは」(出典:春窓綺話(1884)〈高田早苗・<著者>坪内逍遙・<著者>天野為之訳〉二)
    3. [その他の文献]〔顔氏家訓‐風操〕

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