冥王代(読み)メイオウダイ

デジタル大辞泉 「冥王代」の意味・読み・例文・類語

めいおう‐だい〔メイワウ‐〕【冥王代】

地質時代区分の一。始生代以前の地球誕生から約5億年間をさし、先カンブリア時代に含まれる。地殻と海ができ、最初生命が誕生したと考えられている。西オーストラリアカナダのハドソン湾沿岸に、この時代の地殻の痕跡がわずかに見られる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 小宮

最新 地学事典 「冥王代」の解説

めいおうだい
冥王代

Hadean

地球誕生(45.7億年前)から,現存する最古の地質体・岩石(カナダのアカスタ片麻岩:40.3億年前)形成までの,地球上に岩石が残っていない時代の名称。地質体・岩石としては残っていないが,この時代の鉱物粒はオーストラリア西部のナリア岩体を含め,世界中の多くの場所で発見されており,大陸地殻形成などが冥王代に起きたことが示唆されている。また,消滅核種(146Sm-142Nd系,182Hf-182Wおよび129I-129Xe系など)の研究から,地球内部の大規模溶融,核形成および脱ガス・大気形成の時期が検討されている。さらに月や隕石の研究から,微惑星集積による地球形成,マグマオーシャンおよびジャイアントインパクトが起きたことが示されている。

執筆者:

参照項目:冥王代ジルコン

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...

凍返るの用語解説を読む