冬扇(読み)ふゆおうぎ

精選版 日本国語大辞典 「冬扇」の意味・読み・例文・類語

ふゆ‐おうぎ‥あふぎ【冬扇】

  1. 〘 名詞 〙 檜の薄板を重ねて作った檜扇。紙で張った扇を夏扇というのに対していう。《 季語・冬 》
    1. [初出の実例]「内侍取剣璽、候前後〈〈略〉着薄色裳合袿練単、冬扇〉」(出典江家次第(1111頃)八)

とう‐せん【冬扇】

  1. 〘 名詞 〙 冬の扇。→冬扇夏炉(とうせんかろ)。〔音訓新聞字引(1876)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む