冬晴(読み)ふゆばれ

精選版 日本国語大辞典 「冬晴」の意味・読み・例文・類語

ふゆ‐ばれ【冬晴】

〘名〙 =ふゆびより(冬日和)②《季・冬》
枯野抄(1918)〈芥川龍之介〉「障子に冬晴の日がさして、園女の贈った水仙が、清らかな匂を流すやうになると」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「冬晴」の意味・読み・例文・類語

ふゆ‐ばれ【冬晴(れ)】

穏やかに晴れわたった冬の日。冬日和びより 冬》「―やもずがひとこゑだけ鳴いて/草城

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android