日本歴史地名大系 「冬村」の解説 冬村ふゆむら 和歌山県:有田郡金屋町冬村[現在地名]金屋町生石(おいし)小原(おはら)村の北西方に位置し、早月(はやつき)谷より生石ヶ峰南腹・山峡に人家が点在する。山地で冷涼なため名付けられたものか(金屋町誌)。小字寺原(てらはら)には延徳(えんとく)寺(浄土宗)があり、人家も集まる。滝谷(たきだに)にある虚空蔵(こくぞう)滝は直下三〇メートルを測る。慶長検地高目録によれば村高二八四石余、小物成一斗七升二合。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by