冷首(読み)ひえくび

精選版 日本国語大辞典 「冷首」の意味・読み・例文・類語

ひえ‐くび【冷首】

  1. 〘 名詞 〙 自分が討ち取った相手ではなく、すでに死んでいた敵から斬り取った首。
    1. [初出の実例]「我等が取たるも、鉄炮にあたりて、死たるひゑ頸(クビ)御座候」(出典三河物語(1626頃)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android