精選版 日本国語大辞典 「凝ては思案に能わず」の意味・読み・例文・類語 こっ【凝】 て は思案(しあん)に能(あた)わず 物事にあまり熱中すると、かえって思慮分別を失う。いちずに思い込むと冷静な判断ができなくなる。[初出の実例]「凝(コッ)ては思案(シアン)にあたはずと遊所よりの帰るさ、思ひ寄たる前栽の雪持竹、雨戸をはづす我工夫」(出典:浄瑠璃・仮名手本忠臣蔵(1748)九) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例