凡河内氏(読み)おおしこうちうじ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「凡河内氏」の意味・わかりやすい解説

凡河内氏
おおしこうちうじ

アマテラスオオミカミの子アマツヒコネノミコトを祖とする。後裔が河内国造に補せられる。本姓は直 (あたい) であるが,天武天皇の頃 (むらじ) ,続いて忌寸 (いみき) の姓を賜わる。平安時代前期に『古今集』の撰者一人として有名な凡河内躬恒 (三十六歌仙の一人) が出たが,系図など不詳な点が多い。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android