凡河内氏(読み)おおしこうちうじ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「凡河内氏」の意味・わかりやすい解説

凡河内氏
おおしこうちうじ

アマテラスオオミカミの子アマツヒコネノミコトを祖とする。後裔が河内国造に補せられる。本姓は直 (あたい) であるが,天武天皇の頃 (むらじ) ,続いて忌寸 (いみき) の姓を賜わる。平安時代前期に『古今集』の撰者一人として有名な凡河内躬恒 (三十六歌仙の一人) が出たが,系図など不詳な点が多い。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ベートーベン作曲の交響曲第9番ニ短調の通称。1824年完成。第4楽章にシラーの詩による独唱および合唱がついている。→歓喜に寄す →歓喜の歌...

第九の用語解説を読む