精選版 日本国語大辞典 「処世訓」の意味・読み・例文・類語 しょせい‐くん【処世訓】 〘 名詞 〙 社会生活をしてゆく上に役立つおしえ。[初出の実例]「『二朱無きは』の歌といふものが作られてあった。衛生訓、処世訓(ショセイクン)の道歌のようなものである」(出典:江戸から東京へ(1924)〈矢田挿雲〉一一) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の処世訓の言及 【家訓】より …《朝倉孝景条々》は分国法に分類されるときもある。 総じて中世武士層の生活とそこに生きてはたらいていた思想を知るのに役立つが,とくに重時家訓は若年の子息に対して,もっぱら〈人ニ称美セラレ〉〈万人ニ昵ビ,能ク思ハレ〉るための心得に終始し,あたかも現代人の〈処世訓〉の類にも似た趣がある。しかし,これは当時の道理の思想の盛行と見合うものと考えられる。… ※「処世訓」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by