道歌(読み)ドウカ

デジタル大辞泉 「道歌」の意味・読み・例文・類語

どう‐か〔ダウ‐〕【道歌】

道徳的な教えをわかりやすく詠み込んだ和歌。例えば、千利休の「その道に入らんと思ふ心こそ我が身ながらの師匠なりけれ」の類。

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精選版 日本国語大辞典 「道歌」の意味・読み・例文・類語

どう‐かダウ‥【道歌】

  1. 〘 名詞 〙 道徳的な教訓をわかりやすく説き、精神修養のことを詠んだ和歌。仏教心学精神を詠んだ教訓歌。〔文明本節用集(室町中)〕
    1. [初出の実例]「ある人の道歌(ダウカ)に、我心かがみにうつるものならばさこそ姿の見にくかるらめ」(出典鳩翁道話(1834)三)

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世界大百科事典(旧版)内の道歌の言及

【民謡】より

…大工歌,木挽歌,綿打歌,茶師歌,酒屋歌(酒造歌),たたら踏歌など。(6)道歌 馬子歌,牛方歌,木遣(きやり)歌(木遣り),道中歌など。(7)祝(いわい)歌 座敷歌,嫁入歌,酒盛歌,物吉歌など。…

※「道歌」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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