出ヶ原村(読み)いずがはらむら

日本歴史地名大系 「出ヶ原村」の解説

出ヶ原村
いずがはらむら

[現在地名]西会津町下谷したたに

牛尾うしお村の南、長谷はせ川中流域に位置する。出原とも記し、河沼郡野沢組に属した。西方にしかた街道が通る。紙漉が盛んで、「新編会津風土記」によると、いつの頃か伊豆国より来た者が当地に紙漉の技術を伝え、このため初め伊豆原村と称していたが、のちに表記を改めたという。文禄三年(一五九四)の蒲生領高目録では稲川いながわ郡のうちに出原とみえ、高七六石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む