出ヶ原村(読み)いずがはらむら

日本歴史地名大系 「出ヶ原村」の解説

出ヶ原村
いずがはらむら

[現在地名]西会津町下谷したたに

牛尾うしお村の南、長谷はせ川中流域に位置する。出原とも記し、河沼郡野沢組に属した。西方にしかた街道が通る。紙漉が盛んで、「新編会津風土記」によると、いつの頃か伊豆国より来た者が当地に紙漉の技術を伝え、このため初め伊豆原村と称していたが、のちに表記を改めたという。文禄三年(一五九四)の蒲生領高目録では稲川いながわ郡のうちに出原とみえ、高七六石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む