出仲間村(読み)いでなかまむら

日本歴史地名大系 「出仲間村」の解説

出仲間村
いでなかまむら

[現在地名]熊本市田迎たむかえ町出仲間

東は本庄手永の前牟田まえむた村、南は八反田はつたんだ村、北は田迎村で、村のほぼ中央を北から南へ中溝が流れ、これに沿って御船みふね往還が通る。現高を記す慶長八年(一六〇三)検地帳では田六七町四畝余・畠三町六反七畝・居屋敷三町八反一畝余、分米九二八石八斗余で、家数八四、男七一(うち年寄六・せがれ一〇)・女七一(うち年寄一七・小娘四)、馬六・牛一八である。郷高を記す同九年九月の検地帳では田方八一町四反二畝余・畠方五町三畝、分米一千二四石三斗余である。田迎手永に属し、宝暦一一年(一七六一)の下ケ名寄帳では惣畝数三五町一反八畝余、うち御蔵納は田畑三三町八反五畝余、高五四二石九斗余で、他は永荒・請藪などである。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む