出回(読み)でまわり

精選版 日本国語大辞典の解説

で‐まわり ‥まはり【出回】

〘名〙 でまわること。商品が産地から市場へ、また、市場から小売店へ出ること。
※煙管(1933)〈新田潤〉「養蚕時には桑や出廻りの繭を、秋には米の俵なぞを運搬することにした」

で‐まわ・る ‥まはる【出回】

〘自ラ五(四)〙
① 品物が産地から市場へ大量に出る。品物があちこちで見られるようになる。
※自由学校(1950)〈獅子文六〉夏の花咲く「特大型がまだ出廻らないとすると」
② あちらこちらと出歩く。諸所を回り歩く。
※半七捕物帳(1925)〈岡本綺堂〉熊の死骸「養父は今年が四十一の前厄にあたるので、とりわけて例のおまゐりに春早々から忙がしく出廻(デマハ)ってゐましたが」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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