出来過(読み)できすぎ

精選版 日本国語大辞典の解説

でき‐すぎ【出来過】

〘名〙 (形動)
① 作物が必要以上にできること。また、そのさま。
稲熱病(1939)〈岩倉政治〉六「肥料は〈略〉茎葉の『出来過ぎ』に注意して調節する」
② 普通以上になること。また、普通以上に、あるいは能力以上にうまくゆくこと。また、そのさま。
※歌舞伎・隅田川続俤(法界坊)(1784)口明「番頭の高下ぢゃとて、請人にも答へず打擲するとは、ちと出来過ぎかと存じまする」

でき‐す・ぎる【出来過】

〘自ガ上一〙 できす・ぐ 〘自ガ上二〙
① 作物が必要以上にできる。
② 普通以上になる。また、普通以上に、あるいは能力以上にうまくゆく。
※花鏡(1424)比判之事「是を能の出来すぐるやまゐとす」
※半チョッパリ(1971)〈李恢成〉一「そんな風にたくみに書かれると、出来すぎている気になったし」
③ 子どもが年のわりにはませていたり、気がつきすぎたりする。
※人情本・春色梅児誉美(1832‐33)後「娘子共のでき過(スギ)たはわりい。おぼこな方がかわいらしくって」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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