出版不況

共同通信ニュース用語解説 「出版不況」の解説

出版不況

出版科学研究所(東京)の調査によると、書籍雑誌を合わせた紙の出版物の2016年推定販売金額は1兆4709億円で、ピークだった1990年代後半に比べて市場規模が約55%まで縮小した。特に雑誌(7339億円)は約47%と落ち込みが激しい。出版社の再編取次会社破産が相次ぐほか、雑誌の売り上げに頼る中小書店の行き詰まりも顕著だ。書店調査会社アルメディアによると、2000~16年の間に全国の書店数は約40%減り、約1万3千店となった。

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android