出物腫れ物所嫌わず(読み)デモノハレモノトコロキラワズ

デジタル大辞泉 「出物腫れ物所嫌わず」の意味・読み・例文・類語

出物でものものところきらわず

れ物も場所・場合に関係なく出るということ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ことわざを知る辞典 「出物腫れ物所嫌わず」の解説

出物腫れ物所嫌わず

屁などの出物腫れ物は、本人意思にかかわりなく、場所や場合を選ばずに出てくる。

[使用例] 「女の方は故障中が一つあってね、だから私、さっきも男の方へ入ったのよ」「あら、いいの?」「仕方がないじゃないの。第一、男のお客はいないみたいなものでしょ」「いたって構わないわね、この齢なら」「そうよ、出もの腫れもの所きらわずって言うしね」[有吉佐和子*開幕ベルは華やかに|1982]

[解説] 多くは、思いがけず放屁した際や目障りなところに出来物ができたときなどに、生理現象なので仕方がないという言い訳や慰めに使われます。

出典 ことわざを知る辞典ことわざを知る辞典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む