出羽国最上山形城絵図(読み)でわのくにもがみやまがたしろえず

日本歴史地名大系 「出羽国最上山形城絵図」の解説

出羽国最上山形城絵図(正保城絵図)
でわのくにもがみやまがたしろえず

二六八×三〇五センチ

原図 内閣文庫

解説 出羽国新城絵図(正保城絵図、九九・九×七五・四センチ)・出羽之内米沢城絵図(二九七×二三六センチ)と同様、正保の国絵図編纂事業にあたり山形藩主から幕府に提出したもの。折畳んだ表面左側に「出羽国最上山形城絵図」「松平大和守居城」と二行に墨書される。松平大和守は正保元年一五万石で入封した松平直基をさし、山形城の最盛期の面目原型を伝える絵図。国立公文書館で複製頒布。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android