出羽町(読み)でわまち

日本歴史地名大系 「出羽町」の解説

出羽町
でわまち

[現在地名]金沢市石引(いしびき)四丁目・兼六(けんろく)町・出羽町

兼六園の南に位置し、一―三番町に分れる。藩士の屋敷地で一番町に篠原出羽守の屋敷があったことが町名の由来(金沢古蹟志)。慶長一一年(一六〇六)の石浦七村氏子連判訴状(同書)に「出羽殿町」とみえ、貞享二年寺社由緒書上の岩倉(いわくら)寺の項には「篠原出羽町」と記される。元禄六年(一六九三)には篠原監物など藩士三九名の屋敷があった(侍帳)。明治初年、北東に接する石引町後町が出羽四番町、奥村伊予守家中が出羽五番町となった(稿本金沢市史)。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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