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鷹匠 たかじょう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

鷹匠
たかじょう

江戸時代,幕府や諸藩に設けられた職名。幕府では若年寄の支配下にあって,飼養調練鷹狩の一切を司った。

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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

鷹匠

タカを飼育・訓練する専門家。狩りや催しでの実演に加え、最近は害鳥駆除や追い払いもしている。かつては天皇家や徳川家、大名らに仕えてタカを調教し、狩りに随行した。現在はNPO法人の日本放鷹協会や日本鷹匠協会などが技術を伝えて認定。訓練方法や道具によって流派がある。諏訪流の鷹匠は初代小林家鷹(いえたか)が織田信長に仕えたとされ、歴代が徳川家や天皇家の鷹匠だった。諏訪流を受け継ぐ日本放鷹協会では9人が活動。

(2015-06-22 朝日新聞 夕刊 1社会)

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デジタル大辞泉の解説

たか‐じょう〔‐ジヤウ〕【×鷹匠】

鷹を飼育・訓練し、鷹狩りに従うことを職とした人。鷹飼い。鷹師。 冬》
もと宮内省式部職に属し、鷹師を補佐した職員。

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百科事典マイペディアの解説

鷹匠【たかじょう】

公家・武家に仕え,鷹狩(たかがり)(放鷹(ほうよう))に使う鷹の飼育・訓練を行い,また鷹狩に従事する。江戸時代には幕府・諸藩の職制として位置付けられ,幕府では若年寄(わかどしより)配下,鷹匠頭を除いては小身の旗本が任じられた。
→関連項目鷹場

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世界大百科事典 第2版の解説

たかじょう【鷹匠】

放鷹(ほうよう)(鷹狩)に使う鷹の飼育・訓練を担当する人,江戸幕府・諸藩の職制。放鷹の慣習の日本への伝播は4世紀の中ごろといわれているが,このさい鷹匠も専門の技術職として成立したと考えられる。江戸時代になり,鷹匠は慶長年間(1596‐1615)に幕府の職制として位置づけられ,1681年(天和1)には116名を数えた。その後生類憐みの令発布にともない漸次減少,96年(元禄9)10月廃職となった。1716年(享保1)8月徳川吉宗による放鷹制の復活により鷹匠職も復活,40名余の定員で幕末まで至る。

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大辞林 第三版の解説

たかじょう【鷹匠】

鷹狩りのために鷹を飼いならす人。鷹使い。鷹飼い。鷹師。鷹居たかすえ[季] 冬。
江戸幕府の職名。鷹狩りのため鷹を飼育した役。たかつかい。
明治以降、宮内省の主猟寮に属した職員。

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