出雲井村(読み)いずもいむら

日本歴史地名大系 「出雲井村」の解説

出雲井村
いずもいむら

[現在地名]東大阪市出雲井町・出雲井本いずもいほん町・鳥居とりい町・豊浦とようら町・東豊浦ひがしとようら町・五条ごじよう町・喜里川きりかわ

生駒山地西麓の扇状地上にある。北から西は豊浦村で、西部を東高野街道が南北に通る。地名は産土神枚岡神社内にあった出雲井から付けられた。文禄三年(一五九四)一二月二日に豊臣秀吉が北条氏規に与えた知行目録(北条家文書)に二〇石「いつもい村」とある。この二〇石はのちに狭山藩北条領として幕末まで続いた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android