出雲孝房(読み)いずもの のりふさ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「出雲孝房」の解説

出雲孝房 いずもの-のりふさ

?-? 鎌倉時代神職
出雲大社(島根県)の神職の家に生まれ,同社総検校(けんぎょう)となる。文治(ぶんじ)2年(1186)源頼朝により罷免され,武勲のあった中原資忠が後任となる。建久元年の遷宮に際し故実を知らない資忠に失態があったため,のち再任された。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android