函人(読み)かんじん

精選版 日本国語大辞典 「函人」の意味・読み・例文・類語

かん‐じん【函人】

  1. 〘 名詞 〙(よろい)(かぶと)を造る職人具足師。〔文明本節用集(室町中)〕〔孟子‐公孫丑上〕

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普及版 字通 「函人」の読み・字形・画数・意味

【函人】かんじん

具足師。〔孟子、公孫丑上〕矢人(矢作り)は豈に函人より不仁ならんや。矢人は惟だ人を傷つけざらんことをれ、函人は惟だ人を傷つけんことをる。巫匠も亦た然り。

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