精選版 日本国語大辞典 「刀尋段段壊」の意味・読み・例文・類語 とうじん‐だんだんえタウジンダンダンヱ【刀尋段段壊】 〘 名詞 〙 ( 連声で「とうじんだんだんね」とも ) 「法華経‐普門品」の中の偈(げ)。観音の力を念ずるときは、敵から刀の害を加えられても、刀は折れこわれるということ。[初出の実例]「『火阬変成池、刀尋段々壊(タウジンダンダンヱ)』と説れしは、釈尊一時の方便にて」(出典:談義本・根無草(1763‐69)後) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例