精選版 日本国語大辞典 「分く方無し」の意味・読み・例文・類語
わくかた‐な・し【分方無】
- 〘 形容詞ク活用 〙 心を他に分散させることなく、専念するさま。心を散らすことがない。余念がない。
- [初出の実例]「又わくかたなう、一人を、かしこき物に思ひきこえ給へりとも」(出典:夜の寝覚(1045‐68頃)二)
分く方無しの派生語
わくかたな‐さ- 〘 名詞 〙
《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...